レズビアンなお母さん：あたしのblog：SSブログ

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レズビアンなお母さん　[女の子系] [編集]

あー
あたしはレズビアンかバイセクシャルなのかなんだか
よくわからないけど。
そういう仕訳け、カテゴライズ
そういうのはどうでもいいけど。

NHKでやってたレズビアンなお母さんのおはなし。

あたしは、母性というのはまわりの女性より確実に少ないです。
自分の子が生まれる前まで「子供嫌い」でした。
子供をみて無条件に「わ～～かわいい♪」なんて思ったことすらありません。

そんなあたしがなぜか結婚、なぜか出産。

あたしの母はすでに亡くなっていて
出産したもののまったく何もわからない状態。
出産して病院にいるとき
生後3日目の長男が「しゃっくり」をしたんです。

うわっ!!どうしよーーー!!しゃっくりしてる～～～!!

ナースステーションに速攻電話。
「summerさんもしゃっくりするでしょ？ミルクのませたりすれば止まりますよ～」
そんなこともわからないあたしだったんです。

参考になるモノは育児百科だけ。
もちろんそんなマニュアルどおりにはいかなくて
毎日がいっぱいいっぱいの生活。
で、数カ月するとその長男の表情が見えるようになってくるんです。
ニコッと笑ったようなしぐさをするんです。
ただ単に口角をあげただけなんだろうと、そんな気もしますが
あたしにはニコッと笑っているように思えました。

母性ｾﾞﾛのあたし、無意識に、涙がダーダーと流れたんです。
こんなあたしですら、「ああああ～～愛おしい～～～」と思いました。

NHKでやってたレズビアンカップル。
そのカップルの子が
「お母さんはレズビアン、でも子供を５人も育てた。
　すごいじゃないかーーー！」って言うんです。
あたし、ｳﾙｳﾙしちゃいましたよ。

まあね、そのカップルさんのように
二人で助け合って二人を大事にしあって。
そんな生活おくってないですけどね、あたし。
お酒飲めばチャラーー☆女の人にテキトーに声かけて
ヘラヘラしてるんだもん、根本が違うのかもしれないけど。

でも、「子」という存在をみせられると
あたしは「母」でならなくてはならないし、なにかがあったら
余裕で自分の身を投げ出せます。

タチの悪いチャラいレズビアンなお母さん。

でもお母さんであることはなにがあっても揺るがないコト。

NHKをみてあたしは人生のﾊﾟｰトナーを作ってもいいんだということを知りました。
子がいるから、そっちが忙しいからあなたには愛情回せないよ。
なんとなくそんなスタンスだったけど
すこーーしだけ
そういう人が現れてくれたら
あたしの将来は自分の想像以上に楽しくなるだろうな。

こういうのを見せつけられると
チャラ根性が薄まってきます。
さて、どうしたものかな～～～・・・・。